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岸和田市, 大阪, Japan
オレは岸和田市に住んでるtakaや。たまに趣味的な投稿になるかもしれんけど、よろしゅう!

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2008-03-24

だんじりとは?


 神戸の東灘から和歌山にかけての大阪湾沿岸はじめ、摂河泉および紀伊・大和においては700台以上の地車があるが、地車は構造・外見から大きく「上だんじり」と「下だんじり」に分けられてます。
そして、上だんじりは住吉型や数種の型があるのに対し、下だんじりは岸和田型(右図)一つのみです。

 岸和田だんじり祭の起源は定かではないです。一般に言われているのは、元禄十六年(1703)、時の岸和田藩主・岡部長泰公が、京都伏見稲荷を城内三の丸に勧請し、五穀豊穣を祈願したのがその起源であり、祭礼として庶民の参詣を許した。これが始まりと言われています。

 当初のだんじりの様子を窺い知ることのできる唯一の資料に文化5年(1808)の「当町壇尻濫觴五町御城入先後之一件書付写」というのがあります。これは浜方、町方のどちらかが先に城入りするかを揉めた際に町方から提出された、だんじり由来についての記録です。これによると、延享三年(1746)八月、「五町(本町・堺町・北町・南町・魚屋町)より軽き引壇尻に作り物等致」云ヶとあり「引壇尻」が出された記述が出てきます。これがだんじりの記述としては初見であり、加えて「基の後追ヶ増長し」とあるようにだんじりも立派になっていきました。岸和田だんじり祭の始めはこの頃ではないかと推察できます。
                                              by taka

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