昨日、あまりにも(夏休みの宿題が残っているが)暇なので兄貴と難波パークスシネマで「スカイ・クロラ」と「ダークナイト/バットマン」を観てきました。電車の中と外とでは温度差がありすぎて何度か腹痛が襲ってきましたが、なんとかがんばりました。
・「スカイ・クロラ」について
まぁ、押井守監督作品なので安心して観れました。ってか、切ないけど、面白い映画って感じでアニメーションだけど大人が観ても飽きない映画でした。むしろ大人向けでしたね。あと、主人公が最後に戦闘機に乗って出撃してから墜落(ってか戦死)する場面があるんですが、主人公だからって綺麗に死ぬんじゃなくて、他に死んでった同僚(戦闘機のパイロット)みたいにとことん敵機に撃たれまくって死ぬのが印象に残りました。〝自分らは、アニメやゲームの主人公みたいに選ばれた人間じゃねェ!〟っていう監督のオタク(若者?)へのメッセージがあったように思われます。
・「ダークナイト/バットマン」
久しぶりのバットマン映画でワクワクして観ました。前作(バットマン/ビギンズ)よりも面白く、より大人向けなシリアスな映画でした。敵であるジョーカーもただ単に悪いやつって訳ではなく、犯罪を起こすことに〝面白さ〟を見付けてしまった悲劇な元一般市民って感じで、〝誰でも犯罪者になれる〟という意味があったんだろうと思いました。あと、ジョーカーが起こした犯罪をバットマンが全てかぶって、結局、〝今のような時代にヒーローは必要ない〟という感じで終わりました。見た後の後味はとても悪いですが、この今の時代を風刺するような映画でした。
両作品ともいい映画でした。ぜひ、夏休み中に見るべき映画だと思いました。
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